NHK クローズアップ現代 マッサージ被害

毎度ご無沙汰しております。
今回は先日放送されたTV番組の件をメモしておきます。

2016年2月10日(水)放送
“肩こり解消”で思わぬ被害!?〜癒やしブームの陰で何が〜

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3768.html

30分の放送としては内容が充実していたと個人的に思います。冒頭のあマ指資格が必要である業種との説明からスタートしましたが、事故例や、リラクゼーション、柔道整復師まで取材範囲が広がった分、後半は論点が(残念ながら)ぼやけてしまった様に感じます。


しかし仕方のない事で、1兆円までに成長した産業で、なぜ無資格で業をする者が増えたかの背景は、あマ指養成学校の増設が認められない事や、あん摩を業とする盲人の(形骸化した)職域保護が根強い事、有資格である、あマ指団体の全体的な術技レベル低下などなど、一般の視聴者からすれば、なぜそれ程にルールや資格が蔑ろにされているのか、なぜ事故の増加を止められないのかと言った単純な疑問にも、一言で「それはこうだからですよ」と答えられない60年以上にわたる手技療法の「ほったらかし」があるからです。


いろいろな意見、賛否もあるかもしれませんが、私個人としては無関心が続いているあマ指業界に問題意識を提起して貰えただけでも良かったと思います。


これを見て「私はこう思う」「私はこう感じた」と、手技療法業界に一人でも多くの人が関心を持って貰えたら良いなと思い、一言だけ書かせてもらいました。


あん摩ってなんだろう?
マッサージってどれを指す?
指圧ってマッサージと違うの?
整体って保険きくの?きかないの?
カイロってボキボキやって怖いイメージ


多くの人の人間の身体に手で何かしらの効果を及ぼすアレコレの「?」を持ってもらう事が先決ですね。



日本指圧師会
郄木剛太

新年度は日指会60周年

ご無沙汰しています。
常套句で恐縮です。

さて、時間の関係もあり久々の更新も、あまり長く詳しく書けないので簡素に久々の更新をしたいと思います。


本年度は「今、日本指圧師会が出来る事はなにか?」との考えから60周年を記念して日本指圧師会60年史を刊行しようとスタートしました。

前回の50周年記念で強行にて出された「日本指圧師会の指圧史」高木剛太編著では、基本的に指圧の歴史的貴重な指圧創成期の紙資料の記録、保存を主とし、おまけ的に簡単な解説を加えたものでした。

今回の60周年記念史本では、よくある団体史のまとめにせず、未だ明確な形を持たないでいる指圧の歴史的肉付け、立体的に指圧とその創設団体である日本指圧師会を理解し、今後どの様な未来があるのか一層不明瞭になっている手技療法業界への資料集とするを、主なテーマに作られる計画です。

詳しくは追って会報やブログでお知らせするつもりです。
ニッチではありますが、一部の方々、ご期待ください。

日本指圧師会が昭和30年設立にするか、32年設立とするか、更に極々一部の方しか興味の持たれない様な辺りも前回の本以上に光を当てていこうと思っています。


 医道の日本4月号が出ました。巻頭企画「筋膜の最新情報」。中身は海外における筋膜の研究、筋膜の役割と研究動向、筋膜リリースと筋エネルギーテクニック、マイオセラピー、触圧覚刺激法の応用編、筋膜への優しいテクニックと大変有効な内容になっています。
昨年辺りから周囲の治療師と話をしていてつくづく思うんです。以前ここのブログにて拙文以下、正に駄文を思いのままに書き、恥ずかしながらに公開させてもらっていましたが、あの本はココが見当違い、この一般向け雑誌は浅くて認識も違う、医道の日本はこんな手技療法まで掲載したら名称だけ世に溢れてしまうから変じゃないかとか。昔は思った事をそのまま業界へ一指圧師の考えと発信していました。去年辺りからつくづく思うんです。あマ指業界の現状ではこの視点、考えの邪魔なだけだなと。指圧と手技療法の未来を考える場合、あマ指資格の枠がもう邪魔になっちゃっている時代なんだなと思うんです。
だから今回の筋膜をテーマとした内容も、これ指圧の範疇ですがあマ指以外、それこそ鍼灸師、柔整師、医師までも日々の治療テクニックのヒントとして良くまとまっています。
そういう事です。
どういう事かって、もうあマ指師、鍼灸師、柔整師って国家資格の枠は無い時代になってるんです。時間の関係で又の機会に書こうと思いますが、手技療法の枠は三療の見直しが必至ですし、新設が認められなかったあマ指養成学校の問題も盲人職域保護と言う事で、盲のあマ指師と晴眼のあマ指師の区別はしなければ矛盾が過ぎます。
日指会も60周年。60年は東洋思想で還暦の生まれ変わりを意味します。
そういう事のそういう時代なんだなと思いませんか?


こちらのブログとツイッターでのネット活用も一段落した形と言う事で、ネットに割く時間を昨年より縮小する事になりました。当初の考えよりも思いの外、あマ指業界での有効活用に効果が出せなかったのが残念です。
引き続き、空いた時間での活用とはなりますが日本指圧師会のサイト、ブログ、ツイッターをよろしくお願いいたします。


取り急ぎで今回もこの辺で。
日指会本、必ず後世に自分の様な指圧を学ぶ人間がヨダレを垂らして喜ぶレベルを目指して頑張ります。
ではまた。


日本指圧師会

高木剛太

メール: nishikai60@gmail.com

Twitter: nishikai_info

医道の日本9月号は必読

ご無沙汰しています。

日指会ネット活動が時間の無さを理由に停滞中に、昨今の業界誌「医道の日本」誌が一歩攻めてる記事が増えて来ているので紹介しようと思います。

先ず、そろそろ発売される次号(9月号)の予告。

医道の日本2014年9月号 
どうなる?どうする?マッサージ業界(仮) ”マッサージ業界で無資格者問題が叫ばれて久しいが、総務省の日本標準産業分類に」『リラクゼーション業』が新設され、無資格者によるリラクゼーションがますます盛んになるのではないかと危惧されている。その一方で、養成施設であマ指科の設立を申請する動きも出てきている。マッサージ業界はこれからどうなるのか、またどうすべきなのか。識者のオピニオンを交えて特集していく」
http://www.idononippon.com/magazine/


画期的です。鍼灸、あマ指、柔整の人間はもちろん、療術師や整体、カイロを行なう人間、慰安、美容目的で何かしらの手技を行なう人間まで必読な重要ポイントですね。
老舗業界誌が仕切りの、これまで「そこに触れると各方面から面倒になる」と暗黙の了解になっていたポイントを扱ってくれて、個人的に「大人の対応をしてくれる業界関係者が腰を上げてくれたか」と感謝してしまいます。


月刊 医道の日本では前の号でも読者の声で「療術について知りたい」との声も拾ってくれたり、鍼灸マッサージ師と裁判と言ったデリケートな特集を組んでみたりと、近年の(広義の)手技療法業界に一石を投じる頼れる業界誌であろうと期待しています。


特に我々のこの手技療法に関する情報は、ネットで正しい情報を探す方が難解と笑われる現状、責任ある発言者、業界誌の発信する声に耳を貸すべきは、そもそも我々なのです。


医道の日本誌9月号は要注目です。




今年は「陽気」の乱れが目に余りますね。陽気が身体の「気」に影響し、「気の病」「気が塞ぐ」といったマイナス要因も無視出来ないですね。

さて、久々の更新の〆は慰安、美容、を目的とした手技療法、はたまた介護業界の根本的問題点を一言で表す表現を目にしたので、その一言を引用して〆とさせて頂きます。

“最後までケツ拭く覚悟も無い他業種が横から参戦してきて焼き畑農業する光景”
はてな内「ヤマダ電機の電子書店が閉鎖 購入書籍は閲覧不能に - ITmedia ニュース
」内の書き込みより)




日本指圧師会 高木剛太

放置状態を改善する為に。

指圧と整体の広報の為、新年度を期に少しリニューアルします。
記事の内容も本年度から更新しやすい様に見直そうと考えています。

近日中に更新しますのでよろしくお願いします。
いい加減な広報では皆さんに逆効果となってしまいますから頑張ります。

(いやいや、過去の乱文雑文の酷さったら「仕事の合間で〜」などの言い訳が通用しないレベルですね・・・)

日指会の友【63】

長く更新が滞りました。


去年の「指圧 次の一歩へ 4」で根本的な問題点を羅列し、ある程度の目的のめどまで紹介出来たのと、個人的多忙も重なりましたのでお休みを頂きながら様子見をさせて貰っていました。
手技療法に関する細かい記事や事件等、これまでなら紹介して来た事も多々ありましたが、あまりにも指圧を取り巻く環境の混乱が進み、いちいち取り上げてもいられない時代の変化も実感していました。

「指圧」の為に出来る事。

久々の更新ですが、再び、指圧師同志で深く話し合えるテーマを少しでも提供出来たらと、注目すべき最近のポイントの紹介をしたいと思います。



医道の日本誌での「東京医療専門学校における 続指圧指導法」岡本雅典先生の連載が良いですね。
 4月号では指圧での拇指押圧の指導法と考察が纏められています。最初の学生のうちに、この基本中の基本がこのレベルで学べるのは良い事です。(と引用し、私は暗にこれまでの指圧養成学校での教育レベルと内容も批判しています(笑))
(反面、個人的感想ですが、特集記事「統合医療鍼灸」は臨床治療師からは机上の夢物語的でパッとしませんでした)


自民党マニフェスト

169 鍼、灸、あん摩・マッサージ・指圧治療の充実
 国民が鍼、灸、あん摩・マッサージ・指圧治療を身近な治療法として、介護分野を含めさらに利用できるように、制度の整備に努めます。また、専門性とさらなる技術の向上を積極的に支援します。


168 柔道整復師の活動の支援


 これです。今までは見向きもされない中途半端な国家資格だったあん摩・マッサージ・指圧資格も、自民党マニフェストに加えられ、私達指圧師も今一度、真摯に指圧に向き合う時が来ました。
とにもかくにも60年、指圧は進歩、発展がされないで来ました。これを抜本的に見直す時期です。
国立の医療研究所設立へなどの話も耳にしますが、あん摩・マッサージ・指圧は医業の国家資格であり、これからの時代、予防医学の大きな一翼として指圧はさらに技術、理論の研究を急ぐべきです。誰が行うか、私達指圧師が行うべきでしょう。

 合わせて整骨・接骨院の不正問題も日に日に増している、柔道整復師マニフェストでは言及されています。この不正請求の問題は、悪質な柔整師の不正請求が注目を浴びる程に、訪問マッサージ業の不正も多く明らかになっています。「破綻状態の保険制度に集る」この健全化、不正の出来ない仕組み作りに協力しましょう!ちょうど政府の意見募集フォームがありますので、そこから私達(治療師側も患者側も)の声を届けましょう。

 社会保障制度改革国民会議 御意見募集(個人用)
 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kokuminkaigi/goikenbosyu_kojin.html



○事実や証拠が明るみに出て来る程、うやむやに出来なくなって来ています。
 時間の関係で纏める事も出来ないでいますが、あん摩・マッサージ・指圧と療術、昔から議論されて来た資格問題ですが、ツイッターで医道の日本1月号の芦野先生の紹介された「あん摩 はりきゅう 柔道整復等 営業法の解説」を読みましょうと紹介したり、こちら()の先生がブログで分かりやすく纏められている通り、「医業と医業類似行為最高裁判決がどうのこうの、職業の自由うんぬん、様々な意見から議論もされ、それぞれの時代背景から「面倒な件」とされてきた資格問題、これまで公になかった事実、見る事も無かった資料が広く知られる事になって来ました。
 この件も私の時間の都合もあり、簡素に纏められませんが厚生労働省の後援や、国の会議にも参加されて来ている療術師会のこれら資格問題に関する公式見解が急がれる形になっています。
あん摩・マッサージ・指圧団体、療術やカイロ団体、管理監督責任と説明責任はあります。
(ちなみに、残念な事は、この「あん摩 はりきゅう 柔道整復等 営業法の解説」の復刻出版に鍼灸や柔整の先生方が主導であり、指圧師が何もしていない点であります。だから指圧師は・・・と言われても仕方が無い訳です)




「小顔矯正」表示は不当 美容整体協会に措置命令  一般社団法人美容整体協会
美容整体協会 「小顔矯正 Webサイト不当表示」 景品表示法違反
http://www.recall-plus.jp/info/21916

 正直、「整体」は社会的に「ダメ」になっているのではないでしょうか。60年前と同じ事を繰り返しているのは明白なので、早急な改善策を行政主導で行わなければならないでしょう。法外だから放任は行政の職務怠慢。



この柔道事故問題の勉強会内容から手技療法業界が学べる多くの点があるので紹介します。

第2回 柔道事故勉強会 〜軽視される子どもたちの《命》〜 (前)
http://www.janjanblog.com/archives/62239

 〔仮定3〕 日本が「柔道指導者」になるための講習380時間以上を義務づけ、死亡事故がゼロであるのに対して、ある国が2〜3日の講習でインスタントに有段者を増やしていたとする。同時に、その国では過去20数年で110人を超える子どもたちが柔道事故で命を落としていたら、柔道母国ニッポンは、その国にどういう改善を求めるだろうか。

 この〔仮定3〕は、なかなか答えにくい。なぜなら現実には、「柔道指導者」になるために「生理学」「解剖学」「救命方法」「精神教育学」など実に380時間以上の講習と厳しい国家資格試験を義務づけ、死亡事故ゼロなのはヨーロッパの柔道大国フランスであり、インスタントにみせかけの黒帯指導者を量産して、死亡事故を多発させているのは、柔道母国ニッポンだからだ。

 上記NHKの番組で、フランス柔道連盟のフレデリック・ルアラン氏はこう答えている。

 「選手として優秀な柔道家も、正しい受け身を指導できなければ、絶対に国家資格は得られません。生徒を危険にさらすことなく、安全に指導するのは、すべての指導者にとって、最優先の課題です。」

合わせて日本の医療を考える時に、上辺の数字データに惑わされがちですが、その数字の裏を知るのに丁度良いサンプルケースがありましたので。。。

統合失調症が多い理由(河野太郎ブログ)
http://www.taro.org/2013/04/post-1340.php

認知症の患者さんを「おとなしく」させるために使用する薬(リスパダールとかジプレキサとか)の効能(適応症)が「統合失調症」なので、レセプトに「認知症」と書いたら適応なしとして保険が通らないので、「統合失調症」という病名がつけられるそうだ。


正しい理解の為の「指圧学」への一歩を
指圧師同志、治療師同志の前向きな横の繋がりで、手技療法業界の健全化をしましょう


是非とも、様々な方のアドバイス、協力をお待ちしております。日指会会員外、治療師で無い方からも遠慮なくどうぞ。
資料提供等のほか、間違いの指摘、疑問や提案など、メールかTwitterによろしくお願いします。


日本指圧師会
業務効率化とスパム対策から日本指圧師会のメールアドレスを変更する事になりました。
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「指圧 次の一歩へ」4 会報・ネット連動記事

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手技療法業界健全化が私の目標である訳ですが・・・
本年も半年を過ぎ、あっという間に折り返しとなりました。


あマ指養成学校の学生さんと話す機会で「何かおかしい、矛盾を感じます」と耳にするのが、養成学校に大手マッサージチェーン店の入学枠があるとの話。

ごもっとも。

鍼灸と合わせて国家資格の勉強が出来ない「あマ指のみ」の養成学校の定員割れは以前から噂を耳にしていましたが、生徒が集まらないから大手マッサージチェーン店より生徒を募る。決して悪い事ではないでしょう。その養成施設の卒業生が経営するマッサージチェーン店であるのかも知れません。しかし、昨今は利用する側である患者さん、お客さん(クイックマッサージは患者さんとは扱わないので)、には大手マッサージチェーン店は癒し、リラクゼーション、専門性も無い、ただ時間だけ揉んで欲しいのニーズと認識は定着しています。

「あん摩・マッサージ・指圧」を専門とした養成学校がこの様では。。。私はあん摩、マッサージはもとより、指圧の専門性は無きに等しい実情の一端をここにみます。
あくまで一端でありますが。

エステ等の「慰安目的」でのマッサージや、スポーツトレーナーのマッサージ。柔道整復師鍼灸師のマッサージ。経済産業省厚生労働省の二重管轄での基準などなどは?
業界の現状を(簡素でも)まとめておき、改善するならどの様にするが良いか参考の基が必要と今まで書いてきました。



○最重要課題
「指圧とは、どの様な基本型でその定義は何とするのか?」
「あん摩、マッサージは素人が行うものと有資格者が行うものの差異とは?」


本来の指圧法制化後での整体・療術・カイロ界は「国家資格の外」である自覚と共に、曖昧な境界線を良識ある治療師が業を行っていた訳であり、その後、年号が平成に切り替わる辺りから整体が一種のブームとなってから、その曖昧な境界線上の均衡が大きく崩れ始めたと個人的に考えています。(この頃の日指会の活動も指圧史をどうぞ)

例えれば以前、科学新聞社社長コラムに指圧法制化後のカイロプラクターがどの様な形で業を行い、どの様な思いであったかも記されています。

もっと極端な話、多くの良識ある国家資格を有さずに「曖昧な境界線上で」整体業を行っていた治療師にとって、一部の非常識な目立ちたがりがテレビ、雑誌等メディアで騒ぎ、目立つ事で全体の内包する問題点に着火し、一括りで問題視されると云う結果になる。「楽し某」などは日指会ブログでも扱ったが分かりやすい例と思います。「整体」と認識していた人々に「あれ?よく考えたら、それ整体って言うの?あん摩・マッサージ・指圧じゃない!」と一般認知されるきっかけの香具師であると。そして当人はタレントと二足のわらじな訳ですから、タレントとして大成し、いざとなったら整体業を辞めれば言い訳で、多くの良識ある整体業界人にとっては、業界荒らされるだけであり、たまったもんではありません。(それほどまでに専門性が無い現状はまたの機会に)




さあ、話を指圧を学ぶ為の線路に移しましょう。


【手技療法界での境界線が一層と重複してきた現代に則す考えの為に】


1、国家資格の有無
 形骸化した国家資格など取得するだけ時間と金の無駄?法とその実際を考えると果たしてそうでしょうか。資格の有無と知識、技術、そしてその実際の臨床技術はどうなのか、正確なデータや調査は全く行われていません。


2、あん摩・マッサージ・指圧師資格
3、鍼灸師資格
4、柔道整復師資格
 東洋医学と云う括りで手技療法を行うに、上記3つが挙げられます。手で身体を治す為にはどの国家資格が良いのでしょうか?そして今日、日本の定める「東洋医学」とは時代に則したものでしょうか?

5、理学療法士作業療法士資格
 今日では自ら治療院を持つ、開業をするあマ指師は極端に少なくなりました。勤務と言う形が増えてきますと病院勤務で重複、競合してくるのが理学療法士作業療法士です。これはあん摩、マッサージとではなく指圧と被る所があると考えます。


6、その手技の目的とするもの
 治療を目的とするか、いや「治療」と大きく言うより、身体における機能回復や不調の改善を目的とするか、癒しやリラックスを目的とするか、この2択の差異はとても大きなものです。付け加えるならばエステティック等、美容を目的とするも入れなければいけません。


7、実費か保健か?
 業であるので、実際、手技を行った際に患者さん(客)からの対価を実費で受け取るのか、国民健康保険介護保険等、保健として国や団体から受け取るのか。これはとても大きな差となります。





 と。


何年にもわたって指圧の事をベースに手技療法全般を
「良い方向にならないものか」
「少しでも手技療法業界健全化の手伝いは出来ないか」
と、その時々の事柄等と合わせて駄文を好き勝手書かせてもらって来ました。

しかし、少し手技療法業界目線から俯瞰して広く見聞きして考える事が、今年になって多くなりました。
手技療法界がどうこうではなく、日本そのものの混乱と低迷が深刻さを増し続けています。

政治、経済、311震災、原発、諸々の社会問題山積と、医療・介護・福祉の危機的状態。

「ありとあらゆる面の構造的欠陥」

これまで「世の中、よくこんな状態で回るものだ」と、考えていたものが想像していた「それ」よりもより大きく壊れていた事実。

この様な世の中、時代の中、手技療法業界の5年後はどんな事になってしまっているでしょう?指圧の5年後はどうなっているでしょう?
客観的に(漠然とでも)考えている指圧師ならが決して「明るくない未来」の選択肢も想定されている事でしょう。


「きっといつか、たぶん誰かが、何とかしてくれる。。。はず。」


そんな夢は手技療法業界、ましてや指圧には皆無です。
5年後も指圧師である為に今出来る事とは何か?

国も関連団体もが、個々のあマ指師に何かしてくれると思いますか?
日本指圧師会創立が近々60年を迎え、その60年の歴史から分かりますが、国も関連団体も「何もして来ませんでした」


「誰も腹を括ってリードしようとする人間が居ない。誰も責任をとらない。」
震災後に分かった日本の悪い点です。

大事な事をコロコロと席が変わる人間達に、在任中の「事なかれ主義」的に、決めさせたりしてはいけませんよ。いい加減、これは政治や電力会社から学びましたね。


話を戻しまして、手技療法業界、あん摩・マッサージ・指圧師が良い意味合いで変わらない(変われない)のは、私達指圧師の結束力の無さなのですが・・・
だからこそ、「いつ、誰が、何をするか」
簡単です。

「今日から、私達が、指圧の基に手を取り合う」

これに尽きるのです。
簡単そうで一番難しいこれを第一とし、私自身は日本指圧師会を手伝って行こうと思います。是非とも賛同、協力頂けたらと思います。


p,s,
 時間があまり無く、広くのネットの情報や話題を拾えていないのですが、Twitterやブログ等で手技療法業界に関するポジティブなネガティブな発言を目にする度に、この人達の腹に抱えた思いからの発言を集約し、健全化の一歩に繋げられたら良いのにと、自らの無力さを感じます。臨床に携わる治療師のみでの話し合いは出来ないか、5年後も10年後も治療師でありたいと考える人達での話し合いの場は魅力的だと思いませんか?





では、目に留まった事柄をメモしておきましょう。

統合医療大学院大」開校に待った 大学設置審

 「統合医療大学院大学」の設置は不可――。西洋医学と漢方、アロマテラピーなどを組み合わせた「統合医療」の普及を目指す医師らが、東京都新宿区に来春 開校することを目標に設置を申請していたが、文部科学省の大学設置・学校法人審議会は18日、認めないと答申した。「総じて準備不足」としている。
 統合医療の名を冠した初の高等教育機関だったが、設置申請書では、統合医療学について「定義や学理は未完成」「現代科学では説明できない部分がある」と 記述。実習科目として温泉療法、3日間の絶食体験、はり・きゅうなどが挙げられていた。同審議会は「学問分野として明確に示せないものを学生に体系的に教 えられない。実習は体験型が多く、個々の授業の関連も不明確」と指摘。学長室と会議室が兼用で、自習室がないなど施設面も不備だとして開校を認めなかっ た。
 「学長就任予定者」で、元国立がんセンター研究所疫学部長の渡辺昌医師(71)は「増え続ける医療費の問題を解決し、日本の将来を切り開くために統合医療学は必要。準備し直して来年も申請する」と話している。
www.asahi.com/national/update/0618/TKY201206180412.html

 学長就任予定と言う渡辺医師の言う「統合医療学は必要」は大いに賛同出来るのですが、そこが一筋縄で行かないのが統合医療です。私がさんざ駄文を書散らした通り、指圧ですら60年纏められないでいるのですから。蛇足ですが 驚くべき事に、日本語はいつどの様に成立したか定かでないと聞きました。統合医療も指圧も、そうでは駄目なのです。

以前内科医の方のブログで目にしましたが、昔「統合医療の旗手」的存在であったA・ワイル医師のサイトが「ビタミン剤の宣伝だらけ」と笑われていたりしますので、統合医療を学問とするにあたり、ましてや大学院にまで統合医療を昇華させるのであれば現状ではエビデンスを含めた開かれた議論がまだまだ不足不足の大不足であると考えます。
日指会なので何度も言いますが、指圧ですらこの現状なのです。ざっくりした枠の「統合医療」なんてもっと大変ですよ。大学にするならばその「本気度」が問われますね。今後も注目です。
(鳩山元首相の鳴り物入り統合医療導入議論が少しだけ盛り上がった時がありましたが、今思い返すと呆れますね)

■開業つれづれ: 日本手技療法協会 「不正請求の実態の記事」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-949.html

空き時間を有効活用・整体師養成講座
NPO法人日本手技療法協会整体師会
http://www.e-shugi.jp/contents/k/016_20120725/

あん摩マッサージ指圧師,はり師,きゅう師等に関する法律の整備を求める意見書の提出を求める請願の審査平成16年保健福祉常任委員会
http://npo-aqu.seesaa.net/article/142603784.html

無資格者による医業類似行為等について小風茨城県警察本部長の見解 (県議会答弁)
茨城県保険鍼灸師マッサージ師連合会(茨城保鍼連)
http://hoshinren.seesaa.net/article/186683865.html

■[医学]国際統合医学会が「国際個別化医療学会」に名称変更していた
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/

秋葉原メイドリフレを巡ってきました
http://d.hatena.ne.jp/Tarte41/20120221/1329903812

無資格マッサージ師派遣容疑の業者ら逮捕!
〜業界に波紋
http://www.e-shugi.jp/contents/23/0/

女性の股間をパンパンッ!日本のマッサージ術がなんか怪しい
http://www.zaeega.com/archives/53714436.html

 時間の関係もあり、考察の参考にノンジャンルでネット記事をメモしてみました。上記のもろもろのサイト内容にも様々な意見、感想があると思われます。私個人の感想は書かずにおこうと思います。

 他にも例えば、先日NHKで放送されたオリンパス、AIJ事件から規制緩和後の外資系証券会社らが行ってきた市場食い荒らしのレポート。

2012年7月12日(木)放送
ゆがめられた株式市場
〜証券マンの告白〜

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3229.html

これが噂ならともかく、事実であり、こんなデタラメがまかり通る株式市場が経済の中心に据えられている時代。めちゃくちゃや怖さを通り越し、思考停止せざるを得ない時代。日本だけでなく世界中の混乱する時代。報じられる事件事故、報道される問題が簡単に解決出来ない事ばかりです。

世の中は酷くデタラメで出来ているものですね。
(仕事の合間に飛び飛びで書いているココの駄文も酷いので人の事は言えませんね(笑))

p,s,
と、書いておいたらイギリスで「イギリスのLIBOR不正操作事件」と言うとんでもない事件も露呈し、デタラメと一言で済まなくなってきました。。。


今回はこの辺りで。



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正しい理解の為の「指圧学」への一歩を

指圧師同志、治療師同志の前向きな横の繋がりで、手技療法業界の健全化をしましょう



責任編集は、民間学究団体・日本指圧師会の下、指圧師・高木剛太が行っており、日本指圧師会会報とほぼ同内容で掲載しております。(時間の関係上、校正の時間がありませんので誤字脱字駄文を勘弁して下さい)

是非とも、様々な方のアドバイス、協力をお待ちしております。日指会会員外、治療師で無い方からも遠慮なくどうぞ。

資料提供等のほか、間違いの指摘、疑問や提案など、メールかTwitterによろしくお願いします。



日本指圧師会

業務効率化とスパム対策から日本指圧師会のメールアドレスを変更する事になりました。
【 nishikai60@gmail.com
こちらで変更の手続き、よろしくお願いします。

メール: nishikai60@gmail.com
Twitter: nishikai_info

混乱を表すニュース多くなってきています。 日指会の友 【62】

 今年に入ってから、本業の「ながら」で扱うには手間隙が全然足らない程に情報が急増してきました。これは私達の業界にとどまらないもので、諸問題よりのストレスは日を追う毎に増して行く様な実感です。

業務効率化とスパム対策から日本指圧師会のメールアドレスを変更する事になりました。
【 nishikai60@gmail.com
こちらで変更の手続き、よろしくお願いします。



 先ず大きな話題として、先日の

平成 24 年 5月11日第53回社会保障審議会医療保険部会」の
【平成 24 年度柔道整復療養費等の改定について】
【(2) あん摩マッサージ指圧、はり・きゅうの施術に係る療養費】
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002a47p-att/2r9852000002a4lr.pdf

これでしょう。
療養費の大幅な見直しは業界のバランスを大きく変えるものになります。不正請求や、効果の疑問視されてきた療法に関して、これまで通り猫も杓子もの医療費ばらまき修正第一歩。好転する為に協力したいものです。

と、言いますのも極端な話

【ケース1:山本病院事件】生活保護患者を食い物に
2012年05月11日
生活保護を悪用した詐欺事件」「140人に不要な心臓手術」─。事件発生当時、メディアはこぞって衝撃的な見出しを並べた。元理事長は詐欺罪で実刑判決を受け、業務上過失致死罪を問う裁判は今も続く。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20120511/308451/

日本に於ける医療や福祉制度は、この様な極端な悪用をされる事でせっかくの制度も腐り、朽ちる事になってしまうのです。




続いて。

美容院にて、肩もみのサービスの延長で頭蓋骨調整の「マネ事」を受けたと聞きました。マッサージ等は、まぁまぁサービスの内として許容範囲内とされてきましたが、昨今の不況や過度の価格競争など、1歩2歩踏み込んだサービス合戦の様相を呈してきました。(それにしてもいきなり頭蓋骨を無闇に弄るとは美容師さんも怖いもの知らずですね)

手で人体に何かしらの効果を期待して行う事。そこに金銭のやり取りが発生する「業」である事。

平成24年5月号「医道の日本」誌では「噛み合わせと腰痛」コーナーにおいて歯科医師によるトリガーポイントへの刺鍼、ストレッチや押圧を用いた治療法を紹介している。

様々な療法のクロスオーバー化と考えるべきなのでしょうか?
旧態依然の法や制度でまかないきれない現状が続いています。あマ指師や鍼灸師、柔整師の枠を超え、理学療法士作業療法士、医師、歯科医師、関連するであろう業態との協力や議論は一層必要に迫られてきました。その為にも指圧師は指圧師でまとまっておかねばならないのではないでしょうか?




久しぶりにテレビで整骨院接骨院の不正請求問題と無資格マッサージ問題が取り上げられました。
■憤懣本舗「不正請求とマッサージ」
2012/04/16 放送
http://www.mbs.jp/voice/special/201204/16_416.shtml

ダイジェストでHP内で紹介されています。正直このご時世ですのでもう少し突っ込んだ内容を望みたかったのですが仕方がないと思います。良い悪いの議論は置いておき、大事な事はこれ程にニーズのある業界の諸問題に一人でも多くの関心を持って貰う事が大事だと個人的に考えていますので、これはこれで良かったと思います。
【H24 5/19追記】
動画の紹介をしてもらいました。貼っておきます。



どなたかのTwitterで紹介されていたものが眼に留まったので紹介しておきます。

内閣府 国政モニター「お答えします」
「介護と整体治療」
(抜粋)手技による整体治療を是非取り入れるべきである。欧米諸国でもカイロプラクティックは認められている。
回答:厚生労働省
(抜粋)御指摘の「整体治療」や「カイロプラクティック」については、その医学的効果について科学的評価が未だ定まっていないことなどから国家資格とはなっておらず、いわゆる民間療法として、人の健康に害を及ぼすおそれのない限度で施術を行うことが認められているものです。
 このような趣旨から、介護保険制度においても「整体治療」や「カイロプラクティック」については介護保険サービスとして評価することは難しいと考えております。

http://www8.cao.go.jp/monitor/answer/h15/ans1504-002.html

○厚生省医務局長 昭和47年7月9日付の回答
「整体療法は脊椎等の調整を目的とする点において、あん摩、マッサージ又は指圧と区別され、従って、あん摩、マッサージ又は指圧に含まれないものと解する」


上記の引用したものは、当時から療術師協会もあり、そちらでカイロプラクティックがある事での厚生省見解でありますが、これも当初から誤り、矛盾を含み、そして今日では混乱を招く厚労省見解として存在しています。


「少し痛みを感じる程度の圧を加える施術はあマ指資格が必要」
と言う厚労省定義が有名ですが、正しい判断だと思われますか?

厚労省の発表と言いますが、指圧師からすれば間違った認識で軽はずみな発言であったと思われます。誤った認識も広まり、業界内の混乱も招いているので修正が必要なのはご存知の通り。
ましてや同じ厚労省の公式見解が60年分矛盾を孕んでいるので、法改正を含めた明確な時代に則した公式見解が求められています。議論はそれからでないとこれまで同様の結果となってしまうのです。



ケンコーコム、厚労省の上告に「大変意外で到底納得できない」藤井涼 (編集部)
2012/05/10 17:59
http://japan.cnet.com/news/business/35016936/

この問題は日本薬剤師会厚労省側の「薬のネット販売を良しとしない」流れに、新興産業である薬のネット販売業者が3年前のネット販売禁止を規制緩和せよと裁判を起している、以前ココでも少し注目した件の続報です。

日本薬剤師会厚労省へのロビー活動も、時代に則した司法の判決には変化を求められて効果が薄らいできているのかも知れません。
記事の中で

ケンコーコム控訴審判決の内容について、『官僚が裁量によって、法律で定められていない規制を恣意的に、しかも、副作用の実証的な根拠なく行なうことは許されないことが明確に示された』とコメントし、上告については『厳正な司法による判決も省みない上告という判断に驚きと憤りを禁じ得ません』としている。」

とネット販売業者側のコメントがあり、度々こちらでも私なりに手技療法の境界線を考える際に必要と書いた「立法、司法、行政」の基礎知識を思い出さずに居られないのです。


三権分立
 日本国憲法は、国会、内閣、裁判所の三つの独立した機関が相互に抑制し合い、バランスを保つことにより、権力の濫用を防ぎ、国民の権利と自由を保障する「三権分立」の原則を定めています。

大昔から手技療法に於ける資格問題を議論されてきていますが、末端である私達、現場の治療師にとって「司法と行政」の認識、判断が違う、あやふやであるので何十年も建設的議論が進展しないのです。「立法」ですか?国会と政治家の件は次のニュース記事から。。。


「政治家に利用されてきた」 横田夫妻が著書で明かした名前は
政治家はパフォーマンスばかりで、真剣に向き合ってくれなかった…。北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの両親が、近著でそのやるせない気持ちを告白している。
http://www.j-cast.com/2012/05/11131912.html

この記事を読みまして、戦後日本手技療法界迷走もあながち変わらないものなんだと、やるせない気持ちになりましたので引用紹介してみました。


先の厚労省vs医薬品ネット販売業者のところで三権分立を紹介しましたが、立法である国会、そこにいる政治家の完全機能不全が手技療法界の諸問題未解決の原因の1つで間違いありません。(浪越徳治郎先生の政界進出計画やカイロプラクティック団体が小泉純一郎氏など政治家を一時抱え込んでみたり、政治的動きは少しはあったのですが、混乱の種にはなっても、何も好転する事はありませんでした)三権分立中、最も期待出来ない一翼です。(それを選ぶは国民な訳です)



「知らないと怖〜い整骨院の話」さんから柔道整復師の制度不備の情報を頂きましたので、取り急ぎ紹介しておきます。制度やルール、法律を守らないとどうなる事になるのかは柔整業界のこの10年を振り返る事で分かりますね。

協定書

柔道整復師の施術に係る療養費の受領委任の取り扱いについて、次の通り合意する。 ( 重要事項抜粋 )

19. 柔道整復師は、患者が次の事項に該当する場合は、遅滞なく意見を附してその旨を保険者等に通知すること。

(1) 闘争、泥酔又は著しい不行跡によって事故を起こしたと認められたとき。

(2) 正当な理由がなくて、施術に関する指揮に従わないとき。

(3) 詐欺その他不正な行為により、施術を受け、又は受けようとしたとき。

( 施術の方針 )
柔道整復師は、施術の必要があると認められる負傷に対して、的確な判断の
もとに患者の健康の保持増進上妥当適切に施術を行うほか、以下の方針に
よること。

(1) 施術に当たっては、懇切丁寧を旨とし、患者の治療上必要な事項は 理解しやすいように指導すること。

(2) 施術は療養上必要な範囲及び限度で行うものとし、とりわけ、長期又は濃厚な施術とならないよう努めること。

(3) 現に医師が療養中の骨折又は脱臼については、当該医師の同意が得
られている場合のほかは、施術を行わないこと。ただし、応急手当をする
場合には、この限りではないこと。

(4) 柔道整復師法等関係法令に照らして医師の診療をうけさせることが適当であると判断される場合は、医師の診療を受けさせること。

法やルールを管理監督する責任はどこにあるのでしょうか?



最後に。
指圧師として身体の骨組みを診るのに興味深いニュースを見つけました。
江戸を語る人骨1万体 小柄な体・栄養失調・伝染病
http://www.asahi.com/national/update/1217/TKY201112170155.html



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指圧師同志、治療師同志の前向きな横の繋がりで、手技療法業界の健全化をしましょう


是非とも、様々な方のアドバイス、協力をお待ちしております。日指会会員外、治療師で無い方からも遠慮なくどうぞ。

資料提供等のほか、間違いの指摘、疑問や提案など、メールかTwitterによろしくお願いします。



日本指圧師会
業務効率化とスパム対策から日本指圧師会のメールアドレスを変更する事になりました。
【 nishikai60@gmail.com
こちらで変更の手続き、よろしくお願いします。

メール: nishikai60@gmail.com
Twitter: nishikai_info